著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

夙夜夢寐【しゅくやむび】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
夙夜夢寐

【読み方】
しゅくやむび

【意味】
朝早くから夜おそくまで。また、寝てもさめても、終日絶えずということ。

【語源・由来】
朝早くから夜寝て夢の中でも思うという意味から。「夙」は早朝、「夢寐」はねて夢をみること、ねむっている間の意味。

【典拠・出典】
後漢書』「朗顗伝」

【類義語】
・夙夜夢寤(しゅくやむご)

夙夜夢寐(しゅくやむび)の使い方

ともこ
健太くんは小さいころ何になりたかったの?
健太
ゴジラと戦う正義のヒーローになりたかったんだ。夙夜夢寐、いつもどうやったら正義のヒーローになることができるか、そればかり考えていたよ。
ともこ
それで、正義のヒーローになる方法は見つかったの?
健太
とりあえず強くなる必要があると思って空手を始めたんだ。今もまだ、その夢はあきらめていないよ。

夙夜夢寐(しゅくやむび)の例文

  1. 私は健太くんを一目見た瞬間から、夙夜夢寐、ずっとお慕いしております。
  2. 夙夜夢寐、その音楽が頭から離れないんだ。
  3. 健太くんは、夙夜夢寐、仕事のことを考えているので、寝言でも仕事の話をしています。
  4. 夙夜夢寐テレビゲームのことしか考えていない健太くんは、いつもテストで0点をとります。
  5. あの時のともこちゃんの涙が、夙夜夢寐、頭から離れず忘れられない。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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