【四字熟語】
蕉風俳諧
「正風俳諧」とも書く。
【読み方】
しょうふうはいかい
【意味】
松尾芭蕉とその一派の俳風。言葉の面白みより、言外の余情を重んじ、さび・しおりなどの新しい意意識に基づく作風を起こし、俳諧を芸術的に大成した。
【典拠・出典】
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蕉風俳諧(しょうふうはいかい)の使い方
松尾芭蕉は、蕉風俳諧を築いて、遊びとして盛んだった連句を芸術の域にまで高めたんだよね。
そうなのよ。すごいわよね。
しかも、松尾芭蕉は忍者だったかもしれないっていう説があるんでしょう?
ますますすごいわよね。松尾芭蕉なくして、今の世界的に有名な「HAIKU」はなかったでしょうね。
蕉風俳諧(しょうふうはいかい)の例文
- 松尾芭蕉は、「奥の細道」を通じて、蕉風俳諧、「わび」、「さび」の境地を完成させました。
- そばにありすぎて気付かなかった素晴らしい自然を、蕉風俳諧という形で、簡潔かつ平易な言葉で表現しました。
- 諦観的な蕉風俳諧は、今もなお私たちを魅了してやみません。
- 蕉風俳諧の魅力を語るには、僕はまだ勉強不足です。
- 四季の移り変わりを友とし、自然に寄り添った蕉風俳諧は、後の俳句の世界に多大な影響を及ぼしました。