【四字熟語】
当意即妙
【読み方】
とういそくみょう
日本漢字能力検定
4級【意味】
即座にその場に適した起点を利かせること。
また、そのさま。
【語源・由来】
「当意(とうい)」とは、その場に応じて、素早く適切な対応をとって工夫すること。
仏教語の「当位即妙」(何事もそのままで、真理や悟りに適っていること。また、その場の軽妙な適応)ということから由来しているとされる。
【類義語】
・臨機応変(りんきおうへん)
【英語訳】
readiness of wit;ready wit.
当意即妙(とういそくみょう)の使い方

ともこちゃん、今日は遊びに来てくれてありがとう。

とても楽しかったわ。

急に叔父さんが遊びに来て、一緒に食事につきあってくれてありがとう。叔父さんがともこちゃんのことを、当意即妙でとても賢い娘さんだと褒めていたよ。

まあ、うれしいわ。
当意即妙(とういそくみょう)の例文
- 彼は何事に対しても当意即妙で対応することができる。きっと頭の回転がとても速いのだろう。
- 彼女はいつも当意即妙の返答をする。とても頭のいい人なのだろう。
- 大切なことは、マニュアルに載っていないことが起きた時に、当意即妙の対応をすることだよ。
- 急な変更が続いたときの、当意即妙の彼女の対応には感心してしまった。私も彼女のようになりたいと思う。
- 当意即妙の対応をするためには、豊富な知識と柔軟な思考が大切だと思う。
まとめ
当意即妙というように、即座にその場に適した対応をすることは、簡単にできることではないのではないでしょうか。
その場に応じた行動をとるためには、日頃から知識を増やしたり、いろいろなことに気を配ったりすることが大切ですね。
また、状況や必要な事柄を予測する力をつけることも重要ですね。
予想していなかったことが起きたときにこそ、その人の本当の力が試されるものなのかもしれませんね。