【四字熟語】
薪尽火滅
【読み方】
しんじんかめつ
【意味】
人が死ぬこと。
【語源・由来】
「薪尽」はたきぎが尽きること。「火滅」は火が消えること。仏教で、釈迦の入滅のことをいった語で、転じて、人の死をいう。
【典拠・出典】
『法華経』「序品」
薪尽火滅(しんじんかめつ)の使い方
健太くん。元気がないわね。
先週、おじいちゃんが薪尽火滅、静かに息を引き取ったんだ。
それは悲しい出来事だったわね。
うん。悲しいけれども、亡くなった時、幸せそうな顔をしていたから家族は救われたりもしたんだ。
薪尽火滅(しんじんかめつ)の例文
- 先月祖母が、病気のため薪尽火滅しました。
- 十一月に祖父健太が八十八歳にて薪尽火滅いたしました。ここに、本年中に賜りましたご厚情に心から感謝申し上げます。
- 看護師になって、薪尽火滅する瞬間をたくさん見てきたけれども、いつになっても悲しいものです。
- 母は薪尽火滅しましたが、最後に、父にずっと愛していました、ありがとうと言い残しました。
- 昨年、兄は、バイクに乗っているときに、事故に巻き込まれ薪尽火滅しましたが、突然のことで家族はその事実を受け止めきれませんでした。