著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

青天霹靂【せいてんのへきれき】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
青天霹靂

【読み方】
せいてんのへきれき

【意味】
まったく予期しなかった突然の出来事。急に受けた衝撃や打撃。快晴の空に不意に轟いた雷の音という意味。

【語源・由来】
「青天」は、青空のこと。「霹靂」は、びりびりと鳴る雷鳴のこと。

【典拠・出典】
陸游「九月四日鶏未鳴起作」

青天霹靂(せいてんのへきれき)の使い方

ともこ
健太くん。今度、親の仕事の都合で引っ越しをすることになったの。
健太
ええっ。青天霹靂だよ。ずっと一緒な学校に通うものだと思っていたよ。
ともこ
引っ越しなんて嘘よ。
健太
まじめなともこちゃんが冗談を言うなんて、それこそ青天霹靂だよ。

青天霹靂(せいてんのへきれき)の例文

  1. あの万年0点の健太くんが、生徒会長になるなんて青天霹靂です。
  2. おしどり夫婦として有名だった二人が離婚するなんて青天霹靂だよ。
  3. カリスマ社長が逮捕されるなんて今年一番の青天霹靂だった。
  4. 健太くんが直木賞を受賞するなんて青天霹靂、ともこちゃんならわかるんだけどなあ。
  5. 来週会う約束をしていた恩師が亡くなるなんて青天霹靂、とてもじゃないけど信じられなくて、しばらく言葉が出てきませんでした。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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