【四字熟語】
生呑活剥
【読み方】
せいどんかっぱく
【意味】
他人の詩文などをそっくり盗用すること。また、他人の言葉や考えを鵜呑みにして受け売りするだけで、独自性・創造性のないことのたとえ。
【語源・由来】
「生呑」は生きたまま丸のみすること。「活剥」は生きたまま皮などを剥はぎとること。「活剥生呑」ともいう。
【典拠・出典】
『大唐新語』「諧謔」
【類義語】
・活剥生呑(かっぱくせいどん)
生呑活剥(せいどんかっぱく)の使い方
健太くんの書く読書感想文は、まるで生呑活剥、どこかでみたことがあるような文章ね。
うっ。よくわかったね。本のあとがきを丸写ししたんだよ。
やっぱり。こんなことをしているから、作文がうまくならないのよ。
もう二度とやりません。
生呑活剥(せいどんかっぱく)の例文
- 受賞候補の作品の一部が、生呑活剥であることがわかり、騒動となりました。
- ともこちゃんのアイディアを生呑活剥して本を出版したので、いつばれるかとびくびくしています。
- 生呑活剥して一度評価を得ても、後が続かないでしょうに。
- 健太くんは生呑活剥、臨機応変という言葉を知らないのかしら。
- ともこちゃんは生呑活剥だから、将来の夢だという秘書には向いていないんじゃないかな。