著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

粟散辺地【ぞくさんへんち】の意味と使い方や例文(類義語)

【四字熟語】
粟散辺地

「辺地粟散(へんちぞくさん)」ともいう。

【読み方】
ぞくさんへんち

【意味】
粟粒の散らばったような世界の果ての小さな国。特に中国などから見て日本をいう語。

【典拠・出典】

【類義語】
粟散辺土(ぞくさんへんど)

粟散辺地(ぞくさんへんち)の使い方

健太
日本は粟散辺地だから、敵に攻められたらひとたまりもないよね。
ともこ
そうね。でもほかの国と陸続きじゃない分安全なんじゃないかしら。
健太
昔ならね。今は飛行機というものがあるんだよ。
ともこ
厄介な世の中ね。

粟散辺地(ぞくさんへんち)の例文

  1. 粟散辺地という表現がぴったりな小さな国土の日本だけれども、私は日本が大好きです。
  2. 日本は粟散辺地だけれども、四季があるし、この国に生まれたことを日本人はもっと誇りに思っていいんじゃないかな。
  3. こんな粟散辺地に、わざわざ経済大国アメリカから留学しに来てくれるなんてありがたい話だよね。
  4. 粟散辺地の国なのに、日本は、世界的には結構有名な国なんですよ。
  5. 粟散辺地の国が、化学や技術の発展で、世界の大国と競い合い肩を並べているんだから、これはすごい話ですよ。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。