【四字熟語】
千緒万端
【読み方】
せんしょばんたん
「せんちょばんたん」とも読む。
【意味】
物事がごたごたして複雑であることの形容。さまざまな雑多な事柄。
【語源・由来】
「千」「万」は数の多いことを示す。「端緒」が千も万もある、ということ。「端」は物事の出発点、「緒」は物事の糸口・取っ掛かりを示す。
【典拠・出典】
『晋書』「陶侃伝」
【類義語】
・千諸万縷(せんしょばんる)
・千頭万緒(せんとうばんしょ)
千緒万端(せんしょばんたん)の使い方
この小学校は中学受験が盛んだから、進学先は千緒万端だよね。
そうね。中学はみんなばらばらになるわよね。
地元の公立小学校に進学するのが僕だけだったらどうしよう。
あり得るわよね。
千緒万端(せんしょばんたん)の例文
- 千緒万端なビルを見ていると、建築家の思いが伝わってきて楽しいです。
- 同じパンダを見て作っているはずなのに、千緒万端、一人一人の作品には個性があります。
- 一つの映画を見てもその感想は千緒万端です。
- 健太くんが在籍しているクラスは、千緒万端な国の人たちが集まっているクラスです。
- クッキーだけ詰めるより、千緒万端な詰め合わせの方が、もらった方もうれしいんじゃないかしら。