【四字熟語】
蝉噪蛙鳴
【読み方】
せんそうあめい
【意味】
蝉 (せみ) や蛙 (かえる) がうるさく鳴き騒ぐこと。転じて、騒がしいばかりで、何の役にも立たないことや、議論・文章のへたなことのたとえ。
【典拠・出典】
韓愈「平淮西碑」
【類義語】
・蛙鳴雀噪(あめいじゃくそう)
・驢鳴犬吠(ろめいけんばい)
蝉噪蛙鳴(せんそうあめい)の使い方
昨日は学級会に参加できなくてごめんね。文化祭で何をやるか決まったの?
ともこちゃんがいないと学級会は蝉噪蛙鳴になってしまうんだよ。
昨日は何も決まらなかったの?
そうなんだよ。今日はともこちゃんがいるから、有意義な議論を繰り広げることができると思うよ。
蝉噪蛙鳴(せんそうあめい)の例文
- どうせ社長はもう答えを決めているから、その会議は蝉噪蛙鳴になるでしょう。
- 健太くんは蝉噪蛙鳴なので、もっと本をたくさん読んで文章力を磨くといいです。
- 蝉噪蛙鳴だったともこちゃんが直木賞を受賞するなんて驚きね。
- 健太くんの手紙は蝉噪蛙鳴だから、読む気がしないんです。
- きっと蝉噪蛙鳴な会議になるだろうから、参加する必要はないだろう。