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一饋十起【いっきじっき】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

【四字熟語】
一饋十起

「一饋(いっき)に十起(じっき)す」また、「一饋(いっき)に十(と)たび起(た)つ」と訓読します。

【読み方】
いっきじっき

【意味】
賢者や、よい人材を熱心に探し求め迎えること。
有徳の政治を行うために、為政者(君主)が自ら進んで賢者を熱心に探し求めること。
または、政治に熱心なこと。

【語源・由来】
中国夏の禹王が善政を行う補佐となる賢者を求め、一回の食事中に十度も席を立つ、食べるのをやめて訪ねてきた賢者に対応したという故事が由来です。

【典拠・出典】
淮南子』氾論訓

【類義語】
握髪吐哺(あくはつとほ)
吐哺握髪(とほあくはつ)
・一饋七起(いっきしちき)

【英語訳】
extraordinary efforts to find and employ capable persons


一饋十起(いっきじっき)の使い方

ともこ
ねえ、聞いた?駅前の学習塾が最近生徒が集まらなくて困っているそうよ。
健太
そうだね、聞いたことあるよ。あそこの学習塾は先生の教え方が良くなくて、評判悪いことが原因みたいだね。
ともこ
一饋十起で良い先生を見つけることが必要かもしれないね。
健太
そうだね、良い先生が教えてくれるようになれば、生徒が増えるかもしれないね!

一饋十起(いっきじっき)の例文

  1. 創業社長は一饋十起の行動で、業界でも実績のある有名な部長をヘッドハンティングしてきました。
  2. 一饋十起で必死に人材を採用し定着できなければ、同業他社に負けてしまうでしょう。
  3. 同分野で劣勢な研究を改善するため、大学院の指導教授を探すのに一饋十起していた。
  4. 政治家になるには有能な優れた秘書を一饋十起で迎え入れることが重要だ。
  5. 将来王となる、その将軍は優れた天才軍師を三度も迎えに上がり、礼儀をつくし、一饋十起で軍に招き入れた。

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