哀毀骨立の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)
【四字熟語】
哀毀骨立
【読み方】
あいきこつりつ
【意味】
悲しみの極み。親との死別にひどく悲しむこと。
なるほどな。つまり、「親や大事な人が亡くなって、悲しんで体がガリガリになっちゃう」ってことやな。
この四字熟語は、心の痛みが体に現れるほどの深い悲しみを教えてくれる言葉やな。
この四字熟語は、心の痛みが体に現れるほどの深い悲しみを教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
「哀毀」は悲しみのためにやせほそること、「骨立」は肉が落ちて骨と皮ばかりになる意味のことです。
【典拠・出典】
『世説新語』徳行
【類義語】
・毀瘠骨立(きせきこつりつ)
・形銷骨立(けいしょうこつりつ)
・羸瘠骨立(るいせきこつりつ)
【英語訳】
・be sunk in grief
・feel sorrow
哀毀骨立(あいきこつりつ)の解説
カンタン!解説
「哀毀骨立」っていうのは、すごく悲しいことがあったせいで、食事もとれずにすっごく痩せちゃった状態を表すんだよ。たとえば、お父さんやお母さんが亡くなっちゃったときのような、とても悲しい状況を指すんだ。
「哀毀」っていうのは、悲しみのあまり体が弱ってしまう、またはすごく痩せてしまうって意味だよ。「骨立」っていうのは、痩せて骨ばかりになっちゃうって意味なんだ。
つまり、「哀毀骨立」っていうのは、悲しみが原因で食事がとれず、体の肉がなくなってしまい、もう骨と皮ばかりになっちゃった状態を指すんだ。
「哀毀骨立の風体」っていう表現は、その人が非常に悲しみ、そのせいで体が痩せて骨ばかりになっちゃったような姿を描写しているんだ。この言葉の出どころは、「世説新語」っていう本の「徳行」っていう部分から来ているんだよ。
哀毀骨立(あいきこつりつ)の使い方
今日の映画は感動的だったね!
ほんとうに、すごくよかった!
哀毀骨立で風貌があんなに変わっちゃうんだね、人って。
あの痩せ様は鬼気迫る物があったわね。
哀毀骨立(あいきこつりつ)の例文
- 今やただひとりの身内である母を亡くし、彼は哀毀骨立となった。
- 彼は今、哀毀骨立のあまり何も手に着かない状態だ。
- 立て続けの哀毀骨立に、幼かった彼女の顔は一変していた。
- 哀毀骨立で見る影もない。
つまり、心から深い悲しみを感じるということを表現しているんだ。