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薄暮冥冥【はくぼめいめい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
薄暮冥冥

【読み方】
はくぼめいめい

【意味】
夕暮れの薄暗いさま。

【語源・由来】
「薄暮」は夕暮れ。「薄」は迫る、近づくという意味。「冥冥」は暗いさま。

【典拠・出典】
范仲淹「岳陽楼記」

薄暮冥冥(はくぼめいめい)の使い方

ともこ
先生に言われた仕事をしていたら遅くなってしまったわ。外はもう薄暮冥冥じゃないの。
健太
いわゆる逢魔が時ってやつだね。
ともこ
ちょっと急に怖いことを言わないでよ。
健太
自分で言っておいて怖くなってしまったよ。お化けに会う前に急いで帰ろう。

薄暮冥冥(はくぼめいめい)の例文

  1. 薄暮冥冥の時間帯は、事故が多いので車両に前照灯の早めの点灯と歩行者には反射材を見につけるよう呼びかけています。
  2. 薄暮冥冥としている部屋で一人でいると、意味もなくさみしくなってきます。
  3. 起きたら外は薄暮冥冥、すっかり寝過ごしてしまって一日を損した気分だよ。
  4. 犬の散歩に行くのは必ず薄暮冥冥のころで、たまに空に、昇りゆく月と沈みゆく夕日を同時に見ることができます。
  5. 薄暮冥冥とした誰もいなくなった公園は、がらんとしていて静かで、とても寂しい空気が漂っています。

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