著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

多事多端【たじたたん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
多事多端

【読み方】
たじたたん

【意味】
仕事が多くて非常に忙しいこと。

【語源・由来】
「多事」は仕事が多いこと。「多端」は忙しいさまをいう。

【典拠・出典】

【類義語】
・多事多忙(たじたぼう)

多事多端(たじたたん)の使い方

健太
父さんの会社が、リストラを強行して人員削減したせいで多事多端なんだって。
ともこ
やめた人の分まで残った人が仕事をしているのね。
健太
そうなんだよ。多事多端すぎて、父さんが体調を崩すんじゃないかって心配なんだよ。
ともこ
過労で倒れないように、家族みんなでお父さんの体調管理をしてあげないといけないわね。

多事多端(たじたたん)の例文

  1. 年度末は多事多端で、会社に泊まり込むことも珍しくありません。
  2. こんな多事多端な時に、健太くんが失踪するなんて一体全体どうなっているんだ。
  3. 健太くんがインフルエンザで休んだ分の仕事も背負い込むことになったので、多事多端で僕が倒れてしまいそうです。
  4. このプロジェクトが終わるまでは多事多端で、休みを取る暇もないでしょう。
  5. 多事多端な健太くんのために、疲れを取る効果のあるスペシャルドリンクを差し入れました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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