【四字熟語】
夜郎自大
【読み方】
やろうじだい
日本漢字能力検定
4級【意味】
自分の力量も知らずに、偉そうに振舞うこと。「夜郎」は中国、漢代にあった国の名前。夜郎国の王が漢の大きさを知らずに、漢国の使者に自分の国の大きさを自慢して、夜郎国と漢国のどちらが大きいか尋ねた故事から。
【語源・由来】
「史記」西南夷伝より。
【類義語】
・井蛙之見(せいあのけん)
・井底之蛙(せいていのあ)
・尺沢之鯢(せきたくのげい)
・用管窺天(ようかんきてん)
・遼東之豕(りょうとうのいのこ)
夜郎自大(やろうじだい)の使い方

健太くん。最近空手の練習を熱心にやっているわね。

うん。先生に、道場の中で一番強いからって夜郎自大になっているから、空手の大会にでて、強豪がたくさんいることを知りなさいって言われたんだ。

それはいいことよね。

うん。どんな強い選手がいるのか、今から楽しみなんだよ。
夜郎自大(やろうじだい)の例文
- 彼の発言は、夜郎自大以外のなにものでもない。
- クラスで一位になったからって威張るな、せめて、学年で一位になってからにしないと夜郎自大だ。
- 自分は天才かもと思っていたのだが、夜郎自大でした。
- ピアノのコンクールで他の人の演奏を聴き、夜郎自大だったことを知りました。
- あの村の中では神童だったけれども、夜郎自大でした。