【四字熟語】
天顔咫尺
【読み方】
てんがんしせき
【意味】
天子(君主)のおそばに侍ること。
【語源・由来】
「天顔」は天子の顔。「咫」は八寸、「咫尺」は間近な距離のこと。
【典拠・出典】
劉禹錫「望賦」
【類義語】
・天威咫尺(てんいしせき)
天顔咫尺(てんがんしせき)の使い方
健太くんは将来何になりたいの?
天顔咫尺するために、皇宮警察本部に入りたいと思っているんだ。
へえ。皇居正門の交代式はかっこいいと評判よね。
うん。僕は正門を守る儀仗隊員ではなく、天顔咫尺することができるようがんばりたいんだ。
天顔咫尺(てんがんしせき)の例文
- まさか健太くんが天顔咫尺することになるなんて、誰も予想だにしていませんでした。
- 天顔咫尺するためには、学歴より家柄が重要なんですよ。
- 健太くんのあの言葉づかいでは、天顔咫尺することはできないでしょう。
- この春の人事異動で天顔咫尺することを命じられました。
- こんな私が天顔咫尺するなんて恐れ多いと健太くんは、天顔咫尺することを辞退しました。
まとめ
皇族方の近くでお仕えし守る皇宮護衛官は、公安職国家公務員の官職の一つで、皇宮警察本部に所属する方たちです。警察官とは異なりますが、皇族の方々の安全のために日々がんばってくださっています。