著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

天閫地垠【てんこんちぎん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
天閫地垠

【読み方】
てんこんちぎん

【意味】
天の門と地の果て。また、天の門と地の果てが開かれて天下の人が和らぎ楽しむこと。

【語源・由来】
「閫」はしきみ・門ぐい、門の内と外とを区画するためにしく横木。「垠」は地のはて・かぎり・さかい。

【典拠・出典】
揚雄「甘泉賦」

天閫地垠(てんこんちぎん)の使い方

健太
ともこちゃんの家のパーティーは相変わらずメンバーが豪華だよね。
ともこ
そうね。日本を代表する人たちが集まっているわよ。
健太
天閫地垠というように、まるで天の門が開かれた時のように、みんな和やかで楽しそうだよね。
ともこ
健太くんも楽しんでいって。

天閫地垠(てんこんちぎん)の例文

  1. 紛争のない穏やかな日々が続き、まさに天閫地垠、閉ざされていた門が開かれたようでした。
  2. 天閫地垠を開くために天閫地垠を探していますが、きっと一生かかっても見つからないのでしょう。
  3. 神様を信じ崇めることを忘れなければ、いずれ神様が天閫地垠を人間にもたらしてくれます。
  4. 国境の壁が壊された時の喜びは、天閫地垠、天と地上のはざまの門が開かれた時の喜びのようでした。
  5. 天閫地垠、和やかで楽しい一時が永遠になることを願っています。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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