【四字熟語】
党同伐異
「同じきに党がり異なるを伐つ」とも読む。
【読み方】
とうどうばつい
【意味】
善悪・正否に関係なしに、同じ党派のものに味方し、他の党派のものを排斥すること。
【語源・由来】
事の善し悪しに関わらず、とにかく仲間の味方をして、対立する相手を攻撃すること。
【典拠・出典】
『後漢書』「党錮伝・序」
【類義語】
・党同異伐(とうどういばつ)
・伐異党同(ばついとうどう)
・朋党比周(ほうとうひしゅう)
党同伐異(とうどうばつい)の使い方
ともこちゃんはあの時、なんで理由を聞かずに僕を助けてくれたの?
健太くんは仲間だもの。仲間に味方して党同伐異するのは当たり前でしょう?
ともこちゃん。ありがとう。
助けることができてよかったわ。
党同伐異(とうどうばつい)の例文
- 党同伐異で私を助けてくれた健太くんに感謝しています。
- 国会議員は党同伐異、同じ党派のものに甘く他党に厳しい。
- 党同伐異なんてことをしているから、政治家は成長しないんだ。
- 事実関係を確認せずに党同伐異、仲間に味方するような態度をとらず、常に公正であるべきです。
- 政治家に横行する党同伐異は、派閥争いを激化し、憂慮すべき状況になっていくだけです。