著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

橦末之伎【とうまつのぎ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
橦末之伎

【読み方】
とうまつのぎ

【意味】
かるわざ。

【語源・由来】
竿の先で行う曲芸のこと。「橦末」は竿の先。

【典拠・出典】
張衡「西京賦」

橦末之伎(とうまつのぎ)の使い方

ともこ
健太くん。あそこに大道芸人がいるわよ。
健太
へえ。何をやってくれるのかしら?
ともこ
橦末之伎をやってみせてくれるらしいわよ。
健太
おもしろそうだね。一緒に見に行こうよ。

橦末之伎(とうまつのぎ)の例文

  1. 健太くんは、あこがれていたサーカスに弟子入りをして橦末之伎を覚えるために努力をしました。
  2. ともこちゃんは手品や橦末之伎が特技で、よく病院に慰問に行ったりして喜ばれています。
  3. ロープを伝って隣のビルに逃げるなんて橦末之伎のようなこと、僕にできるわけがないよ。
  4. 彼の橦末之伎は神業で、世界中にファンがいて、彼が来るのをいまかいまかと待っているんです。
  5. 橦末之伎のプロになるには、人が好きで体が柔らかく、とにかく動くことが大好きな人が向いているから、健太くんにはいいんじゃないかな。

まとめ

橦末之伎はもともと何かの儀式だったようで、紀元前2500年頃の前漢ですでに行われていたようです。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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