【四字熟語】
雨霖鈴曲
【読み方】
うりんれいきょく
【意味】
唐の玄宗皇帝が、亡くなった楊貴妃を悼み、雨の中で響く鈴の音を聞いて作ったと伝えられる曲の名。悲しみや追慕の情を託した楽曲として語り継がれている。

「雨霖鈴曲」は、唐の玄宗が楊貴妃を悼んで作ったと伝わる曲の名前だよ。長雨の中で鈴の音が山に響くのを聞き、その音に悲しみを託したという故事があるんだ。

オラ、雨と鈴の音から曲が生まれたという話が印象に残ったニャ。実際にどこで作られたかなど、伝承には異なる説もあるんだニャン。
【語源・由来】
「雨霖」は長く降り続く雨、「鈴」は雨中に響く鈴の音のこと。『明皇雑録補遺』には、安史の乱で蜀へ逃れた玄宗が、途中で命を落とした楊貴妃を思い、斜谷の桟道で長雨の中に響く鈴の音を聞いて「雨霖鈴」の曲を作った、と伝わる。さらに、笛の一種である觱篥(ひちりき)の名手・張野狐に曲を授け、後に演奏を聞いて涙したという。これらは古典に記された伝承であり、作曲した場所や事情については異説もある。なお「雨淋鈴」という表記も見られる。
【典拠・出典】
『明皇雑録補遺』
【英語訳】
a tune called “Yulinling” (“Rain and Bells”), linked to Emperor Xuanzong’s mourning for Yang Guifei
英語例文
『明皇雑録補遺』は、玄宗が雨霖鈴曲を作ったという伝承を伝えている。
The classical account says that Emperor Xuanzong composed the tune “Yulinling” in memory of Yang Guifei.
『明皇雑録補遺』は、玄宗が雨霖鈴曲を作ったという伝承を伝えている。
The classical account says that Emperor Xuanzong composed the tune “Yulinling” in memory of Yang Guifei.
雨霖鈴曲(うりんれいきょく)の使い方

歴史の本で「雨霖鈴曲」という曲名を見つけたよ。

玄宗が、亡くなった楊貴妃を悼んで作ったと伝わる曲だね。

雨の中の鈴の音を聞いて、悲しみがよみがえったというお話なんだね……。

うん。ただ、作曲された場所や事情には異なる説もあるんだって。
雨霖鈴曲(うりんれいきょく)の例文
- 『明皇雑録補遺』には、玄宗が楊貴妃を偲んで雨霖鈴曲を作ったという伝承が記されている。
- 歴史の授業で、雨の音と鈴の響きにまつわる雨霖鈴曲の故事を学んだ。
- 玄宗が楽人の張野狐に雨霖鈴曲を授けたとする話が古典に残る。
- 研究者は、雨霖鈴曲が作られた場所について複数の伝承があることを説明した。
- その詩には、雨霖鈴曲を思わせる悲しげな鈴の響きが描かれていた。
まとめ
「雨霖鈴曲」は、唐の玄宗が、楊貴妃を悼んで作ったと伝えられる曲の名前です。『明皇雑録補遺』によれば、蜀へ逃れる途中、長雨の中で鈴が山に響く音を聞き、それを曲にしたとされます。
ただし、作曲地や曲の成立には異説があり、故事のすべてを確定した史実として扱うことはできません。一般的な追悼曲の名称ではなく、玄宗と楊貴妃の伝承に結び付く特定の曲名です。


















