【四字熟語】
意匠惨憺
【読み方】
いしょうさんたん
【意味】
工夫を凝らすのに苦心すること。
【語源・由来】
「意匠」は工夫、また工夫を凝らすこと。「惨憺」は心を悩まし苦心するさま。「惨憺」は、畳韻語といわれ、「サンタン」と「ン」の韻をふくんでいる。擬態語。
【典拠・出典】
杜甫「丹青引(たんせいのいん)」
【類義語】
・苦心惨憺(くしんさんたん)
・悪戦苦闘(あくせんくとう)
・粒粒辛苦(りゅうりゅうしんく)
・孤軍奮闘(こぐんふんとう)
【英語訳】
taxing one’s ingenuity in devising something、
agonizing over designing or creating something、
making strenuous efforts to devise good ways and means to do something
英語例文
よい物をつくるには、努力と発明的技術が必要です。Making a good poem needs strenus efforts and lots of inventive techniques including inventive new works.
よい物をつくるには、努力と発明的技術が必要です。Making a good poem needs strenus efforts and lots of inventive techniques including inventive new works.
意匠惨憺(いしょうさんたん)の使い方
自由研究で薬草について調べようと思っているけど一緒に研究する?
いいね、ではぼくも参加するよ。ただの草と思っていたら、じつは薬草・・・ってことよくあるよね。
薬に使われるもの、山菜として普通に食べられるもの、意匠惨憺、研究したら終わりがないという感じだね。
ただ、用法の誤りが原因で事故も起きているみたいだから、山菜として食すものから始めた方が良さそうだね。
意匠惨憺(いしょうさんたん)の例文
- 味付けから使用する肉の種類を決めるのにも意匠惨憺するほどの性格だ。
- 映像画面で画像処理の計算方法を創意工夫しながら意匠惨憺することが必要である。
- 創作料理を工夫しながら意匠惨憺し、初めて食する味わいの深さを追求する。
- 映画の衣装に意匠惨憺し、幻想的かつ神秘的にかわった思いもかけない衣装ができあがった。
- 今の社会で怒っていることに合わせて、神秘的でかつメッセージ性のつよい、意匠惨憺なお芝居を作っている。