著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

独弦哀歌【どくげんあいか】の意味と使い方や例文(出典)

【四字熟語】
独弦哀歌

【読み方】
どくげんあいか

【意味】
ひとりで弦をつまびきしつつ悲しげな歌をうたう。ひとり悲痛な調子で論弁することをいう。

【典拠・出典】
荘子』「天地」

独弦哀歌(どくげんあいか)の使い方

ともこ
先日の痛ましい交通事故の被害者の親族が、記者会見を開いたそうね。
健太
独弦哀歌な論弁だったよ。途中で見ていられなくなってテレビを消したんだ。
ともこ
当然よね。急に家族がいなくなったら誰だってつらいわよね。
健太
避けることができたであろう事故だから、なおさら悲痛だよね。

独弦哀歌(どくげんあいか)の例文

  1. 健太くんの語り口は独弦哀歌、とても悲しそうでした。
  2. 独弦哀歌している健太くんの姿を見て、とても胸が痛みました。
  3. ともこちゃんが独弦哀歌していたので、悲しそうなその姿を見て、黙ってうなずくことしかできませんでした。
  4. 今にも泣きそうな顔で独弦哀歌している健太くんの様子に、思わず背中をさすってあげたくなりました。
  5. 独弦哀歌している彼の意見が間違っていても、その悲しげな様子に、誰も反論したり口をはさむことはできなかったんです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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