【四字熟語】
独弦哀歌
【読み方】
どくげんあいか
【意味】
ひとりで弦をつまびきしつつ悲しげな歌をうたう。ひとり悲痛な調子で論弁することをいう。
【典拠・出典】
『荘子』「天地」
独弦哀歌(どくげんあいか)の使い方
先日の痛ましい交通事故の被害者の親族が、記者会見を開いたそうね。
独弦哀歌な論弁だったよ。途中で見ていられなくなってテレビを消したんだ。
当然よね。急に家族がいなくなったら誰だってつらいわよね。
避けることができたであろう事故だから、なおさら悲痛だよね。
独弦哀歌(どくげんあいか)の例文
- 健太くんの語り口は独弦哀歌、とても悲しそうでした。
- 独弦哀歌している健太くんの姿を見て、とても胸が痛みました。
- ともこちゃんが独弦哀歌していたので、悲しそうなその姿を見て、黙ってうなずくことしかできませんでした。
- 今にも泣きそうな顔で独弦哀歌している健太くんの様子に、思わず背中をさすってあげたくなりました。
- 独弦哀歌している彼の意見が間違っていても、その悲しげな様子に、誰も反論したり口をはさむことはできなかったんです。