著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

突怒偃蹇【とつどえんけん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
突怒偃蹇

【読み方】
とつどえんけん

【意味】
岩石がごつごつと突き出た様子を人が怒った姿、またおごり高ぶるさまにたとえたもの。

【語源・由来】
「突怒」は激しく怒るさま。「偃蹇」は人のおごり高ぶるさま。

【典拠・出典】
柳宗元「鈷鉧潭記」

突怒偃蹇(とつどえんけん)の使い方

健太
ともこちゃん。どうしたの?突怒偃蹇といった様子だね。
ともこ
もう怒るしかないわよ。誰かが私のおやつを勝手に食べたんだもの。
健太
それはもしかしてハート形のクッキーなのかな?
ともこ
さては健太くんが犯人なのね。絶対に許さないわよー。覚悟しなさい。

突怒偃蹇(とつどえんけん)の例文

  1. ともこちゃんは少しかわいくて人気があるからって、突怒偃蹇というような態度をとります。
  2. 最近の健太くんは突怒偃蹇、偉そうに無茶ぶりをしてくるから腹が立ちます。
  3. 今日のともこちゃんは突怒偃蹇、なんだか怒り心頭という感じで怖くて近寄りがたいです。
  4. 突怒偃蹇といった様子の健太くんは、イライラを抑えきれないようでした。
  5. ともこちゃんは突怒偃蹇といった感じで、今にも怒りが爆発して暴れ狂いそうでした。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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