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寒花晩節【かんかばんせつ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
寒花晩節

【読み方】
かんかばんせつ

【意味】
年老いてからの節義を全うすること。人としての正しい道を踏み行うこと。

【語源・由来】
「節義」とは、節操と道義。冬の花は長い間その香りを保っていることから、人が節義を年終えるまで全うし続けることに例える。
若い時は節義を保ちやすいが、晩年になってからはそれが難しいとされている。

【典拠・出典】
宋名臣言行録』「後集・韓琦」

【英語訳】
have a proper life even in old age

英語例文
私の先生は最後まで寒花晩節な人生を送った。
My teacher had a proper life when he was old.

寒花晩節(かんかばんせつ)の使い方

健太
今日の宿題は尊敬する人についての作文か。。。大変だなー。どうしよう。ともこちゃんの尊敬する人って誰?
ともこ
私の尊敬する人は私のおじいちゃんよ!もうずいぶん前に亡くなっちゃったけどずっと尊敬しているの!小さい頃だったからあまり覚えていないけど、おばあちゃんやお母さんのお話を聞いているとすごい人だったんだなって思って。
健太
そうなんだ!じゃあ今日の宿題ははかどりそうだね!どうしてそんなに尊敬しているの?
ともこ
おじいちゃんはもともと先生だったんだけどね、亡くなる最後まで人としての厳しさみたいなものを自分に持ってた人だったんだって。寒花晩節を絵に描いたような人だってみんな言ってたわ。だから私もそんな風になりたいなって思ってるの。

寒花晩節(かんかばんせつ)の例文

  1. 歳をとっても気持ちだけは絶対に歳に甘えないように生きたいと思っている。寒花晩節でありたい。それが人としてとても大事なことだと私は思う。
  2. 人の評価は亡くなる最後になってようやく決まると私は常に思っている。若い頃にしっかりしているのは当たり前だが、それだけではダメ意味がない。最後までしっかりとしていること、寒花晩節であり続けることの難しさがその人の本当の評価につながるのだ。
  3. 私を教えてくれたあの先生こそ、まさに寒花晩節と言うべき人だったと私は思う。常に私たちの手本だった彼は最後まで私たちの手本であり続けて亡くなっていった。

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