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咄嗟叱咤【とっさしった】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
咄嗟叱咤

【読み方】
とっさしった

【意味】
わめき叫びながら大声でしかること。

【語源・由来】
「咄嗟」はなげくこと、しかること。「叱咤」は大声でしかりつけること。

【典拠・出典】
蘇軾「三国論」

咄嗟叱咤(とっさしった)の使い方

健太
隣の家の人が、頻繁に子供に対して咄嗟叱咤しているんだけど大丈夫なのかな?
ともこ
その家の子供の様子はどうなの?
健太
いつも悲しそうな顔をしているし、この前は足を引きずっていたんだよね。
ともこ
すぐに通報よ!

咄嗟叱咤(とっさしった)の例文

  1. ともこちゃんは日ごろの怒りが積もり積もっていたようで、健太くんに対して咄嗟叱咤しました。
  2. 健太くんはともこちゃんに咄嗟叱咤されて、小さく縮こまっていました。
  3. あの先生は、咄嗟叱咤するヒステリックな先生なので人気がありません。
  4. 咄嗟叱咤しなくても、繰り返し冷静に言い聞かせれば、子供は分かってくれるものです。
  5. そんな頭ごなしに咄嗟叱咤しても、怒られているほうは委縮するだけで何の効果もないよ。

まとめ

咄嗟叱咤する人は、自分が正義、自分大好き、負けず嫌いな人が多いです。器が小さい人だと思って相手にせず聞き流すようにしましょう。


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