著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

敦篤虛靜【とんとくきょせい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
敦篤虛靜

【読み方】
とんとくきょせい

【意味】
人情に厚くて心にわだかまりがなく、静かに落ち着いていること。

【語源・由来】
「敦篤」は人情が厚いこと。「虚静」は心がすなおで静かという意味。

【典拠・出典】
近思録』「存養」

【類義語】
温柔敦厚(おんじゅうとんこう)
・敦煌周慎(とんこうしゅうしん)

敦篤虛靜(とんとくきょせい)の使い方

健太
敦篤虛靜なともこちゃんは、後輩からとても慕われているよね。
ともこ
そうかしら?そうだったらうれしいわ。
健太
とても慕われているよ。その謙虚な姿勢がいいんだろうね。
ともこ
これからもそうありたいわ。

敦篤虛靜(とんとくきょせい)の例文

  1. 健太くんは敦篤虛靜な人なので、空手部の部長に選ばれたんだと思います。
  2. 今年の目標は、敦篤虛靜な人間に一歩でも近づくことができるよう努力をしたいと思っています。
  3. おばあちゃんは敦篤虛靜で、いつも公正明大、とても尊敬できる人です。
  4. 敦篤虛靜で人にやさしく名誉に執着がないなんて、ともこちゃんは何て奇特な人なんでしょう。
  5. ともこちゃんは敦篤虛靜な女性で、いつもにこにこと人のためになることをしていました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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