【四字熟語】
白荼赤火
【読み方】
はくとせきか
【意味】
一面に軍を展開すること。
【語源・由来】
兵が一面に白い花のようにちり、赤い花が燃えさかるように展開すること。「荼」はちがや・のげし・にがな。
【典拠・出典】
『国語』「呉語」
白荼赤火(はくとせきか)の使い方
昔は合戦の時、お互いが白荼赤火するのを確認してから、名乗りあって戦いを始めていたんだよね。
そうらしいわね。厳しい作法やルールがあって、奇襲は卑怯な行為だったようね。
じゃあ、どこで戦い方が変わったのかな?
源義経がルールを破りまくって将軍になってからといわれているわよ。
白荼赤火(はくとせきか)の例文
- 敵軍が白荼赤火したその配置は、今まで見たことがないもので、味方に衝撃が走りました。
- 丘の上から、白荼赤火して戦いに備えている軍隊が見えました。
- 白荼赤火したのを見たところ、敵は健太くんを温存するようだ。
- 両軍ともに白荼赤火し、静かに合戦の開始の合図を待っていました。
- 戦国時代の合戦は入り乱れ、白荼赤火してもすぐに滅茶苦茶になり意味をなさなかったのではないかといわれています。