青天白日の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)
【四字熟語】
青天白日
晴天ではないので気をつけよう。
【読み方】
せいてんはくじつ
【意味】
・よく晴れている空模様
・心の中に何も隠していない、後ろ暗いところのないこと
・無罪であることが明らかになること
それは、つまり「心にウソや隠し事がないピュアな状態」ってわけやな。
お日様が全力で輝いている青空のように、疑いようのないほど明るい心を持つってことやな。
これは、「心を清く持つ大切さ」を教えてくれる言葉やで。
お日様が全力で輝いている青空のように、疑いようのないほど明るい心を持つってことやな。
これは、「心を清く持つ大切さ」を教えてくれる言葉やで。
【語源・由来】
「青天」は晴れた青空「白日」は曇りのない太陽のことから潔白をあらわす。
【典拠・出典】
韓愈「与崔羣書」
【類義語】
・清廉潔白(せいれんけっぱく)
【英語訳】
be cleared from the charge
have one’s innocence proved
例文
裁判で彼は青天白日の身となった。彼は冤罪を被っていたのだ。
The judgement proved His innocence. He had been falsely charged.
裁判で彼は青天白日の身となった。彼は冤罪を被っていたのだ。
The judgement proved His innocence. He had been falsely charged.
青天白日(せいてんはくじつ)の解説
カンタン!解説
「青天白日」っていうのは、よく晴れた青い空と明るく輝く太陽をイメージするんだ。でもこの表現は、そのままの意味だけじゃなくて、人の心がすごく潔白で、何も隠すことのない状態を表すときにも使うんだよ。
「白日」っていうのは、明るく輝いている太陽のことで、「青天」は晴れ渡った青い空のことを指しているんだ。だから、天気がすごく良くて、何も隠れるものがないような、明るくはっきりとした状態を表すんだ。
それにちなんで、人が何も隠していなくて、すっかり無実であることがはっきりとわかる状態を、「青天白日」っていう言葉で表すんだよ。
たとえば、「青天白日の心境」というフレーズは、自分の心がすごくクリアで何も隠すことがない状態を表しているんだ。「青天白日の身となる」と言うと、自分が全く悪くないことがみんなにはっきりとわかる状態を表すんだ。
ちなみに、この言葉の出どころは、中国の有名な文人である韓愈が書いた「崔羣に与うるの書」っていう文章から来ているんだよ。
青天白日(せいてんはくじつ)の使い方
ねぇ、この間私が「ドームの試合見に行かない?」って言ったら、忙しいから行けないって言ったわよね?
え?ああ、急な仕事が入っちゃってね。せっかく誘ってくれたのにごめんよ。
もらったチケットだけど、勿体無いから友達誘って行ったのよ。でも結局、試合は面白くなくて途中で抜けたのね。それで、食事しようってことになってレストランに入ったら、なーんかあなたによく似た人が女の子といるのを見ちゃったんですけど?
それは、仕事がひと段落ついたから休憩を兼ねて食事を取っていただけで、別にやましいことなんて何もないよ。僕は青天白日の身だ!
青天白日(せいてんはくじつ)の例文
- 無罪判決が出て、彼は晴れて青天白日の身になった。しかし、失った数十年は取り戻すことはできないのだ。
- 私も容疑者ですって?ちゃんとしたアリバイがあるのにどうして?どう考えても私は青天白日ですわ。
- 青天白日の下、祝いの宴が華やかに行われていた。
青天白日の文学作品などの用例
- 「ただし、もう、室内は、ごめんだね||たとえ、墓地茶屋のような所にしてもだね。お目にかかるなら、青天白日の下に、願いたい。……」<獅子文六・青春怪談>
それはまるで晴れ渡った青空に太陽がきらきらと輝いているようなイメージなんだ。