【四字熟語】
三人三様
【読み方】
さんにんさんよう
【意味】
三人いれば、三人とも性格や行動、考えかたなどがそれぞれ違うこと。
【語源・由来】
やりかたや考え方が、それぞれ違うこと。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・三者三様(さんしゃさんよう)
・千差万別(せんさばんべつ)
・十人十色(じゅうにんといろ)
・各人各様(かくじんかくよう)
・百人百様(ひゃくにんひゃくよう)
【英語訳】
each of the three being different from the other two; each of the three having his (her) own way.
三人三様(さんにんさんよう)の使い方
ともこちゃんは、三人姉妹の次女なんだよね。
そうよ。とても勉強ができて優秀な姉と、運動神経が抜群の妹がいるわ。
ともこちゃんは、芸術センスがすぐれているよね。絵もうまいし、ピアノも上手で、作家としても才能があると言われていたじゃないか。
姉妹といっても、三人三様よね。
三人三様(さんにんさんよう)の例
- 私たち三人が友達というと、不思議に思われることが多いようだ。三人三様で似ているところがないからだろうか。
- 三人兄弟といっても、得意なことはそれぞれ違う。三人三様でいいじゃないか。
- 三人三様という私たちが集まって作った作品は、いろいろな感性が織り込まれていて、高い評価を得ることができた。
- 試験に失敗して落ち込んでいる兄のことを、兄の友達たちは、三人三様の方法で慰めているようだ。
- これからのことについて、三人三様に考えてみたことを、お互いに話してみることにした。
まとめ
三人三様というように、ひとそれぞれ考えや性格は違うのではないでしょうか。
しかし、違うからこそ、お互いに理解し合って協力することで、よりよい方法を見つけられるのではないでしょうか。