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南蛮北狄【なんばんほくてき】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
南蛮北狄

【読み方】
なんばんほくてき

【意味】
古く中国人が南方や北方の異民族をさげすんで称したもの。

【語源・由来】
「南蛮」は南方のえびす、文化未開の民族。「北狄」は古代中国で、北方の異民族の称。

【典拠・出典】

【類義語】
夷蛮戎狄(いばんじゅうてき)
・東夷西戎(とういせいじゅう)

南蛮北狄(なんばんほくてき)の使い方

ともこ
健太くん。今年のハロウィーンのテーマは南蛮北狄なの?
健太
よくぞ見抜いてくれたね。
ともこ
だって雰囲気が出ているもの。いまにも神様にいけにえを捧げる儀式をはじめそうだわ。
健太
それいいね。ハロウィーンの会場でそれらしく儀式をやってみようかな。

南蛮北狄(なんばんほくてき)の例文

  1. 虫を食べるなんて南蛮北狄のすることだと蔑んでいたけれども、食すとそうでもなかった。
  2. 南蛮北狄の侵略に備えて堅固な砦を作りました。
  3. 戦わず和平交渉を結ぶだなんて、南蛮北狄なんかと言葉が通じると思っているのか。
  4. 自分たちを中華と呼んでいる彼らは、我々を南蛮北狄と蔑むが文化的には同水準だ。
  5. 今までの研究で、南蛮北狄と蔑みながらも中国は彼らの文化からも影響を受けていたことがわかっています。

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