【四字熟語】
小人閑居
【読み方】
しょうじんかんきょ
日本漢字能力検定
2級【意味】
つまらない人間は、ひまを持て余して、ろくなことをしないということ。
小物人は、ひまでいるととにかくよくないことをするということ。
【語源・由来】
「小人(しょうじん)」とは、小物人。人徳のない人のこと。
「閑居(かんきょ)」とは、ひまでいること。ひとりでいること。
「小人閑居して不善を為(な)す」の略。
「大学(だいがく)」「小人は閑居しては不善を為すこと至らざる所無し」より出典。
「小人間居」とも書く。
【対義語】
・閑居養志(かんきょようし)
【英語訳】
Be doing nothing we learn to do ill.
小人閑居(しょうじんかんきょ)の使い方

今週は毎日家で留守番を頼まれていて、いい加減飽き飽きしてきたよ。

しっかり留守番しなきゃいけないわ。

そんなこといわれても、とてもひまなんだ。だから、お菓子をたくさん食べたり、本当は禁止されているゲームをしたりしているよ。

それじゃあ、小人閑居して不善を為すということじゃない。
小人閑居(しょうじんかんきょ)の例文
- 彼はまさに、小人閑居というようなことばかりしている。
- 今思えば、あれは小人閑居して不善を為すということだったと、とても反省している。
- 用がないからといって、小人閑居して不善を為すということをしていてはいけないよ。時間は有意義に使うことを心掛けてみないかい。
- 時間を持て余しているという彼女は、小人閑居して不善を為すというように、ろくなことをしていなかった。
まとめ
小人閑居というように、人徳のない人はひまでいると、ろくなことをしないということが、あるのではないでしょうか。
時間には限りがあることを自覚して、自分に出来ることを行って、有意義に過ごすことを心掛けたいものですね。