【四字熟語】
万目睚眥
【読み方】
ばんもくがいさい
「まんもくがいさい」とも読む。
【意味】
多くの人に睨まれること。
【語源・由来】
「万目」は多くの人の目。転じて多くの人。「睚眥」は目にかどをたててにらむこと。「睚」はもと「まなじり」のこと。「眥」はにらむという意味。
【典拠・出典】
『紅楼夢』「五回」
【類義語】
・百口嘲謗(ひゃっこうちょうぼう)
万目睚眥(ばんもくがいさい)の使い方
健太くん。本当に空手部をやめるの?
僕のせいでマネージャーが辞めてから万目睚眥、みんなから白い目で見られて、正直きついんだよね。
それにしてもいったい健太くんはマネージャーに何をしたのよ。
マネージャーが部長のことを好きだってばらしてしまったんだよ。言わなきゃよかった。
万目睚眥(ばんもくがいさい)の例文
- 大失敗をしてから万目睚眥だったので、会社を辞めることにしました。
- ボヤ騒ぎを起こしたので、万目睚眥、近所の人の僕を見る目は常に厳しいものでした。
- 自分が悪いとはいえ、万目睚眥で居心地が悪い。
- 万目睚眥といった状況の中で、ともこちゃんだけが親身になってくれました。
- 健太くんはあれ以来万目睚眥、周りは敵だらけです。