著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

汎濫停蓄【はんらんていちく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
汎濫停蓄

【読み方】
はんらんていちく

【意味】
広い分野にわたって、深い学識があること。

【語源・由来】
「汎濫」は水がみなぎりあふれることから転じて、広く物事に通じること。「停蓄」は水が深く溜まることから、学識が深いこと。

【典拠・出典】
韓愈「柳子厚墓誌銘」

汎濫停蓄(はんらんていちく)の使い方

健太
ともこちゃん。この問題の答えがわかる?
ともこ
ええ、わかるわよ。
健太
ともこちゃんは汎濫停蓄だから、どんな質問をしても答えることができるよね。
ともこ
コンピューターじゃないんだから、さすがに何でもというわけにはいかないわよ。

汎濫停蓄(はんらんていちく)の例文

  1. 汎濫停蓄な先生は、生徒たちからその知識の豊富さから歩く辞書と呼ばれています。
  2. 健太くんは汎濫停蓄だから、的確な発言をしてくれるコメンテーターとして重宝されています。
  3. 彼の読書量はすさまじいもので、おかげで彼は汎濫停蓄です。
  4. テレビっ子の健太くんは、テレビから得た情報で汎濫停蓄、幅広い知識を持っています。
  5. ともこちゃんは汎濫停蓄、博識で学校のどの先生よりすごいかもしれません。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。