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万里同風【ばんりどうふう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
万里同風

【読み方】
ばんりどうふう

【意味】
世の中が平和であること。また遠方まで風俗が同化されていること。

【語源・由来】
万里の遠方まで同じ風が吹くという意味から。

【典拠・出典】
漢書』「終軍伝」

【類義語】
千里同風(せんりどうふう)

万里同風(ばんりどうふう)の使い方

健太
万里同風の世なんだから、世界中の国が、思い切って核兵器を手放せばいいのにね、
ともこ
そうね。一つでも核兵器を持っている国があったら、いつ攻め込まれるかという恐怖で本当の万里同風とは言えないしね。
健太
真の万里同風がこの世界に訪れる日が待ち遠しいよ。
ともこ
そんな世界になるように私たち若い世代が努力をしないと駄目よね。

万里同風(ばんりどうふう)の例文

  1. 身分の違いや格差はあったけれども、江戸時代は万里同風でした。
  2. 隣の国からミサイルが飛んでくるまでは、万里同風な国だったのに、一夜にしてこんなに変わってしまいました。
  3. 長い間万里同風だったので、この国の国民は争い事が嫌いな穏やかな人が多いです。
  4. 万里同風の理想郷を作るために、徳川幕府は鎖国の道を選びました。
  5. 戦争で敗北してから、日本は永遠の万里同風を誓い武力を放棄することを憲法に定めました。

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