著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

被害妄想【ひがいもうそう】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
被害妄想

【読み方】
ひがいもうそう

【意味】
ありもしない危害を受けていると思い込むこと。

【語源・由来】
精神疾患にみられる症状。「妄想」は仏教語でよこしまな思い。

【典拠・出典】

被害妄想(ひがいもうそう)の使い方

ともこ
毎日電車の中で痴漢に遭うの。もう電車で通学するのはいやだわ。
健太
それはともこちゃんの被害妄想なんじゃないの。だってともこちゃんは見るからに怖そうじゃないか。痴漢がばれたらこっぴどく仕返しをしそうだもん。
ともこ
何ですって。それは聞き捨てならないわ。
健太
ほら、やっぱり怖い。

被害妄想(ひがいもうそう)の例文

  1. 空手部のみんなに、陰で健太は使えない無能な部長だって言われているなんて、それは健太くんの被害妄想だよ。
  2. 健太くんは物を失くすと、誰かに盗られたと被害妄想に陥ります。
  3. ともこちゃんは、不安や妄想などの被害妄想に襲われる心の病気にかかってるので病院に通っています。
  4. 周りの人はみんな敵だなんて、それは健太くんの被害妄想、私はいつもあなたの側にいるし味方じゃないの。
  5. 認知症の初期症状に被害妄想が見られることがあります。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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