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飄忽震蕩【ひょうこつしんとう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
飄忽震蕩

「震蕩震盪」とも書く。

【読み方】
ひょうこつしんとう

【意味】
すばやくゆり動かすこと。

【語源・由来】
「飄忽」はたちまち・すみやかにということ。「震蕩」はふるえ動く、ゆり動かすこと。

【典拠・出典】
青山佩弦斎「豊臣太閤論」

飄忽震蕩(ひょうこつしんとう)の使い方

健太
鉛筆の真ん中をもって飄忽震蕩してみてよ。
ともこ
どうなるっていうの?あっ。まがって見えるわ。
健太
すごいよね。不思議だよね。これは「ラバー・ペンシル・イリュージョン」っていうんだって。
ともこ
へえ。そんなことを知っていた健太くんにびっくりだわ。

飄忽震蕩(ひょうこつしんとう)の例文

  1. あかちゃんを飄忽震蕩すると、揺さぶられっこ症候群になってしまうので優しく接しましょう。
  2. 地震とは、昔は大なまずが地面を飄忽震蕩していると思われていました。
  3. LINEを起動して携帯電話を飄忽震蕩すると、友達検索ができます。
  4. フライパンを飄忽震蕩することでパラパラなチャーハンが出来上がります。
  5. 観覧車に乗ったら静かに座り、決して飄忽震蕩したり、身を乗り出したりしないでください。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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