【四字熟語】
不将不迎
「将らず迎えず」とも読む。
【読み方】
ふしょうふげい
【意味】
過ぎ去ったできごとをくよくよと悔やみ、まだ来ないことにあれこれ心を悩ますことをしないこと。
【語源・由来】
去るものを送ったり、来るものを迎えたりしないこと。「将」は送る意。
【典拠・出典】
『荘子』「応帝王」
【類義語】
・不将不逆(ふしょうふぎゃく)
不将不迎(ふしょうふげい)の使い方
ああ。どうしよう。大事な空手の試合で負けてしまったよ。
武道家たるもの、不将不迎の精神でどっしり構えていないとだめよ。
でも、これに勝たないと次の試合に影響が・・・。
でもとかだってとか言ってもしょうがないじゃないの。気持ちを切り替えて今できることをする!それしかないでしょう。
不将不迎(ふしょうふげい)の例文
- ともこちゃんは不将不迎の精神でくよくよ悩むことがなく、いつも笑顔です。
- 人間は、不将不迎の姿勢で生きていくべきです。
- 不将不迎の精神で、その時が来たら来た時にしっかり考えればいいんだよ。
- 人生ははかないものなのだから、不将不迎の考え方で、今ではないことについて悩むことをやめ、毎日を楽しく一生懸命に生きましょうよ。
- 不将不迎の精神で目の前のことに向き合って生きましょう。