著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』を講談社より出版

負薪汲水【ふしんきゅうすい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
負薪汲水

【読み方】
ふしんきゅうすい

【意味】
自然の中で簡素な生活を営むこと。

【語源・由来】
たきぎを採り、谷川の水を汲むということから。

【典拠・出典】

【類義語】
採薪汲水(さいしんきゅうすい)
一竿風月(いっかんのふうげつ)

負薪汲水(ふしんきゅうすい)の使い方

ともこ
健太くん。一週間、山の中で負薪汲水の生活を送ってみてどうだった?
健太
今までどれだけ電気に頼ってばかりだったのか、痛感せずにはいられなかったよ。
ともこ
はやく便利な生活に戻りたい?
健太
そうでもないよ。これからは、電気に頼らずにできる限り負薪汲水の生活を続けたいって思ったよ。

負薪汲水(ふしんきゅうすい)の例文

  1. 茶の湯のわびさびについて考え体得するために、負薪汲水の暮らしをしています。
  2. 退職後は田舎に戻って、負薪汲水の生活をしたいんです。
  3. この家は電気やガスが通っていない、負薪汲水の生活を体験できる家となっています。
  4. 負薪汲水の暮らしをはじめてから、あまりお金を使わなくなりました。
  5. おばあちゃんは負薪汲水の生活の中で、常に自然に感謝し、崇める心を持っていた素敵な人でした。
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北澤篤史サイト運営者
1984年(昭和59年)、大阪府生まれ。言葉への関心が高じ、「ことわざ」「漢字」「四字熟語」をテーマに複数のウェブサイトを立ち上げる。これらのサイトは、小中学校の教材として利用されるほか、単語カードやタイピングゲームなど多様な形で活用されている。元消防士で、現在は防災士として防災普及にも取り組む。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社)、『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑〈試験に出る〉』(講談社)がある。

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