著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

文質彬彬【ぶんしつひんぴん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
文質彬彬

【読み方】
ぶんしつひんぴん

【意味】
外見の美しさと内面の実質がよく調和していること。人の文雅であってしかも飾りけの無いことの形容。

【語源・由来】
「文」は表面の美しさ・外見のこと。「質」は中身・内容のこと。「彬彬」はほどよくつりあっているさま。

【典拠・出典】
論語』「雍也」

文質彬彬(ぶんしつひんぴん)の使い方

健太
ともこちゃんのお姉さんは文質彬彬だよね。
ともこ
わが姉ながら、外見だけじゃなく心もきれいな逸材よね。
健太
ともこちゃんとはちっとも似ていないよね。
ともこ
なんですって!失礼なことをいうわね。

文質彬彬(ぶんしつひんぴん)の例文

  1. 空手部の部長である文質彬彬な健太くんは、後輩たちから尊敬されています。
  2. 文質彬彬というような大人物を目指すというならば、大学まで行かせてあげよう。
  3. 見掛け倒しな作品ではなく、文質彬彬なものを目指そう。
  4. 文質彬彬なともこちゃんならば、荒れ切ったこの学校を正しい形に戻す生徒会長にふさわしいと思います。
  5. この皿は文質彬彬、よく調和がとれていて、何百年も愛されて大事にされてきた理由がよくわかります。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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