著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

米塩博弁【べいえんはくべん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
米塩博弁

【読み方】
べいえんはくべん

【意味】
詳細にわたって議論し、話し合うこと。また、くどくどと話すこと。

【語源・由来】
米も塩も、細かく小さな粒である。たいへん細かい点まで論じ、さらにまた広い範囲にわたって論じること。

【典拠・出典】
韓非子』「説難」

米塩博弁(べいえんはくべん)の使い方

健太
今日の生徒会役員会議はどうだったの?
ともこ
米塩博弁の会議で、いい意見がたくさん出たわよ。
健太
そういえば予定していた時間よりも、ずいぶん遅くまでやっていたもんね。
ともこ
議論が盛り上がりすぎて時間を忘れてしまっていたのよ。警備員さんに注意されるまで、そんな遅い時間だなんて気が付かなかったわ。

米塩博弁(べいえんはくべん)の例文

  1. 米塩博弁のやり取りがされた実に有意義な時間でした。
  2. ともこちゃんは米塩博弁、くどくどくどくどといつまでも話すから面倒くさい。
  3. 上司に進言するなら米塩博弁だと相手をイラつかせるので、端的にいいましょう。
  4. 米塩博弁の議論のおかげで光明が見えた気がします。
  5. 忙しい中みんなに集まってもらえてよかった、米塩博弁の会議でとても充実した内容だった。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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