経営惨憺【けいえいさんたん】の意味と使い方や例文（語源由来・出典・類義語）

【四字熟語】
経営惨憺

【読み方】
けいえいさんたん

【意味】
心をくだき、悩ましてあれこれ考え計画すること。もと、唐の画家の曹覇が絵の構図をあれこれ苦心して考えたことをいう。

【語源・由来】
「惨憺」は心を悩ますこと。「経営」はあれこれ考えて営む意。

【典拠・出典】
杜甫「丹青引」

【類義語】
・惨憺経営（さんたんけいえい）

経営惨憺（けいえいさんたん）の使い方

健太くん。お兄さんが開店しようとしているお好み焼き屋さんは、準備は順調に進んでいるの？

うん。経営惨憺していているみたいだよ。

経営のことは口出しできないけど、お好み焼きの配合の黄金律なら教えることが出来るわよ。

本当？ともこちゃんの家の秘伝のお好み焼き！おいしいよねえ。ぜひ、伝授してあげてよ。

経営惨憺（けいえいさんたん）の例文

1. 色々な国の人が集まるパーティーなので、信仰上、食べてはいけないもの等を調べたり経営惨憺して開催にこぎつけました。
2. 年々、夏が暑くなっているので、選手が倒れない様に経営惨憺して高校野球の試合を行っています。
3. 今日は久しぶりにおじいちゃんが遊びに来るので、好きな食べ物を作ったり、経営惨憺してお出迎えしました。
4. 経営惨憺したおかげで文化祭は大盛況です。
5. あの時、苦境を経営惨憺して乗り切ったからこそ、今があるんです。