著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

閉口頓首【へいこうとんしゅ】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
閉口頓首

【読み方】
へいこうとんしゅ

【意味】
どうしようもないほど困り切ったさま。また、やりこめられて返答につまること。

【語源・由来】
「閉口」は口を閉じてものを言わないさまで、困るということ。「頓首」は頭を地につけておじぎをすること。

【典拠・出典】

閉口頓首(へいこうとんしゅ)の使い方

健太
うちの母さんの料理のまずさには閉口頓首しているんだよ。
ともこ
お母さんに対してそんなことを言ってはいけないわよ。
健太
そんな風に言うなら、ともこちゃんも母さんの料理を食べてみるといいんだよ。食べた後で同じことが言えるだろうか。
ともこ
そんなにすごいの?健太くんが料理を覚えて、自分で作った方がいいかもしれないわね。

閉口頓首(へいこうとんしゅ)の例文

  1. うちの犬のわがままっぷりには閉口頓首しています。
  2. 日本の暑さになれず閉口頓首しているシロクマに氷をプレゼントしました。
  3. ともこちゃんは鋭い指摘を返してくるから、閉口頓首してしまいます。
  4. 痛いところをつかれて、健太くんは閉口頓首していました。
  5. 隣の家の騒音には閉口頓首していますが、苦情を言う勇気がありません。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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