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汨羅之鬼【べきらのき】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
汨羅之鬼

【読み方】
べきらのき

「べきらのおに」とも読む。

【意味】
水死した人のこと。

【語源・由来】
「汨羅」は川の名。「鬼」は死者の霊魂のこと。中国戦国時代、楚の詩人屈原は、懐王に忠節を尽くし、王の信任も厚かったが、讒言のため王の怒りを買い、失意のうちに汨羅に身を投じたという。「汨羅之鬼」は、入水した屈原の霊のこと。

【典拠・出典】
斎藤拙堂(斎藤正謙)「岐蘇川記」

汨羅之鬼(べきらのき)の使い方

健太
学校のプールには汨羅之鬼の幽霊が出るんだって。
ともこ
ええっ。昼間は出ないんでしょう?
健太
それが、昼間でもあの世に道ずれにしようとプールの底で待っているらしいよ。あっ、でも、かわいい女子生徒しか狙われないんだって。よかったね。
ともこ
何ですって。真っ先に私が狙われるわよ。

汨羅之鬼(べきらのき)の例文

  1. 川で汨羅之鬼が発見され、事故と事件の両方から捜査をしているようです。
  2. 汨羅之鬼は、長時間水に触れあっていたためガスが体内にたまり、赤く膨らみまさに赤鬼のような姿になるそうです。
  3. 橋の上から川に飛び降りたともこちゃんは、数日後、下流域から汨羅之鬼となって発見されました。
  4. 汨羅之鬼が海岸に流れ着いていたそうです。
  5. 川で遊んでいた健太くんが行方不明になったと聞いて、汨羅之鬼になった健太くんを思わず想像してしまい、恐怖で身震いしました。

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