著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

万劫末代【まんごうまつだい】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
万劫末代

【読み方】
まんごうまつだい

【意味】
遠い後の世。

【語源・由来】
「万劫」はきわめて長い年月。「末代」は後世。「劫」は仏教で長い時間。万劫・億劫・永劫はいずれも長い年月をいう。

【典拠・出典】

【類義語】
未来永劫(みらいえいごう)
・来来世世(らいらいせせ)

万劫末代(まんごうまつだい)の使い方

健太
おじいちゃんが、自分の戦争中の経験を万劫末代まで伝えていきたいって言っているんだ。
ともこ
戦争を知らない世代が増えているからね。
健太
そうなんだ。あの苦しみや悲しさを知らない世代が、また戦争を起こすんじゃないかって心配しているんだ。
ともこ
おじいちゃんが安心できるような、平和な戦争のない国にしていきたいわよね。

万劫末代(まんごうまつだい)の例文

  1. 万劫末代まで我が家が栄えますようにと祈りました。
  2. 核のゴミはすぐに無害化することができず、万劫末代まで先送りすることになる負債です。
  3. 万劫末代にわたり、この暖簾と伝統を伝えていくのが私の使命だと思っています。
  4. 神様は万劫末代、この国を守ってくださる。
  5. ともこちゃんが僕を許してくれる日は、万劫末代来ないでしょうね。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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