清濁併呑【せいだくへいどん】の意味と使い方の例文(類義語・対義語・英語訳)

【四字熟語】
清濁併呑

【読み方】
せいだくへいどん

【意味】
度量の広いこと、包容力の大きいこと。度量が広く包容力の大きいたとえ。
善も悪も分け隔てなく受け入れること。
賢人と愚人、どちらも差別しないで受け入れてしまう、度量の大きい人物を評するときに用いる。

「清濁併(あわ)せ呑(の)む」とも読む。
清濁は正と邪、善人と悪人といった意味。

【語源・由来】
清流濁流を分かたず受け入れる滝のように、度量が広くて、善人と悪人の区別なく、くるがままに受け入れてほどよく待遇する。
「清濁」の定義は中国の「酷吏列伝/史記」の『制治清濁』の根拠に由来する。

「併」の旧字体は「倂」。

【類義語】
・寛仁態度(かんじんたいど)
・兼愛交利(けんあいこうり)
・摂取不捨(せっしゅふしゃ)

【対義語】
勧善懲悪(かんぜんちょうあく)

【英語訳】
・broad-minded enough to associate with various types of people
・To Accept the good and the evil without separating

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清濁併呑(せいだくへいどん)の使い方

ともこ
健太君って、優等生のB君と仲がいいのかと思っていたら、昨日は悪ガキのC君とお昼を一緒に食べてたわね。
健太
うん、そうだよ。今度、B君とC君を引き合わせて、3人で食べようと思っているんだ。
ともこ
え~! B君とC君? 合わないわよ~。やめたほうがいいって!
健太
そうかな? 二人とも個性は違うけど、僕にとっては大事な友達だよ。
ともこ
真面目も不真面目も清濁併呑、健太君はきっと心の広い立派な大人になるわね。

清濁併呑(せいだくへいどん)の例文

  1. 自分に合う、合わないで判断して毛嫌いするような男は器が小さい。真の器が大きい人物とは、どんなタイプでも清濁併呑の度量をもつ。
  2. 一昔前は、清い行いだけでなく汚い取引でも物おじしない清濁併呑の政治家がたくさんいたものだ。この頃の政治家は器量が小さくていけない。
  3. 清濁併む」とは自分が善も悪もあるという意味ではなく、善も悪も受け入れるという意味である。
  4. うちの社長は清濁併呑の余裕があるから、お客さんからも信頼されるんだよな。
<鵞毛/舟橋聖一>より
かつて、U伯も、清濁併呑する度量のひろい政治家とされたが、
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