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一顧万両【いっこばんりょう】の意味と使い方や例文(語源由来・英語訳)

一顧万両の意味(語源由来・英語訳)

意味

【四字熟語】
一顧万両

【読み方】
いっこばんりょう

【意味】
ほんの一目見るだけでも、非常な大金に値するほど価値があること。すばらしい景色や芸術作品などをたたえる言葉。

四字熟語の博士
「一顧万両」は、ほんの一目見るだけでも大金に値するほど、すばらしいことを表すんだ。名画や見事な景色など、実際に見る価値の高いものをたたえる言葉だよ。
助手ねこ
ニャルほど! 少し見るだけでも大金に値するほどの、すばらしいものなんだニャ。オラも、いつかそんな名画や景色を実際に見てみたいニャン!

【語源・由来】
「一顧」は、ちらりと目を向けること。「万両」は、昔の貨幣の単位「両」を使って非常な大金を表す。わずかに目を向けるだけでも万両に値するほど、見る価値があるという意味から。「一顧だにしない」は「少しも気にかけない」という別の言い方で、「一顧万両」の反対語というわけではない。

【典拠・出典】
-

【英語訳】
worth a fortune just to see
an extraordinary sight worth seeing at any cost

英語例文
この名画は一顧万両の価値がある。
This masterpiece is worth a fortune just to see.

一顧万両(いっこばんりょう)の解説

カンタン!解説
解説

「一顧万両」は、ほんの一目見ただけでも大金に値するほど、すばらしい景色や芸術作品などをたたえる言葉だよ。単に「見ると楽しい」という程度ではなく、その美しさや価値の高さを強調しているんだ。

「一顧」は、少しだけ目を向けること。「万両」は昔のお金の大きな額を表すよ。実際に万両を支払うという話ではなく、わずかに眺めるだけでも、それほどの価値があるというたとえなんだ。

「一顧だにしない」という表現もあるけれど、こちらは「少しも気にかけない」という意味で、必ずしも相手に価値がないと判断したことを表すわけではないよ。「一顧万両」とは分けて覚えよう。

たとえば、名画の実物を鑑賞して「この作品は一顧万両だ」と感動を伝えたり、見渡す限り広がる絶景を「一顧万両の眺め」とたたえたりできるよ。

一顧万両(いっこばんりょう)の使い方

ともこ
健太くん、美術館で昔の名画が特別展示されるんだって。
健太
写真で見てもきれいだけど、実物はもっとすごいのかな?
ともこ
ええ! 一目見るだけでも大金に値するほど見事な、一顧万両の名画なんですって!
健太
それならぜひ見に行こうよ! 本物の迫力を感じてみたいな。

一顧万両(いっこばんりょう)の例文

例文
  1. 夕暮れの山並みは、まさに一顧万両の眺めだった。
  2. 美術館で見た古い屏風絵は、一顧万両と評したくなるほど見事な作品だった。
  3. 一目見ただけで心を奪われるその彫刻は、一顧万両の名品といえる。
  4. 舞台の幕が上がった瞬間、観客は一顧万両ともいえる美しい舞台装置に目を奪われた。
  5. 夜明けに広がる雲海は、遠くまで来たかいがある一顧万両の絶景だった。
  6. 長年受け継がれてきた寺の壁画は、ほんの一目見るだけでも価値を感じる一顧万両の作品だった。
  7. その庭園は季節ごとに趣を変え、春の桜の眺めは一顧万両と呼ぶにふさわしい。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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