一口両舌の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
一口両舌
【読み方】
いっこうりょうぜつ
【意味】
同じ事柄について前に言ったことと後で言うことが食い違うこと。また、相手によって矛盾したことを言うこと。二枚舌。


【語源・由来】
「一口」は一人の口、「両舌」は一つの事柄について食い違うことをいうこと。一つの口から相反する二つの言葉が出るというたとえで、二枚舌ともいう。
「両舌」は仏教にも見られる言葉で、異なる相手に食い違う話をして人と人との仲を裂くような言葉づかいを指す。仏教では、うそをつく「妄語」、人を傷つける「悪口」などとともに、慎むべき「口」の悪に数えられる。
ただし、「一口両舌」は、前と後で矛盾したことをいう意味でも用いられ、必ずしも人同士を仲違いさせる場面に限らない。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・一口三舌(いっこうさんぜつ)
【関連語】
・舌先三寸(したさきさんずん)
【英語訳】
speaking with a forked tongue
making contradictory statements
being two-faced and inconsistent
昨日は賛成と言い、今日は反対と言うなんて、一口両舌だ。
Saying you supported the plan yesterday but opposed it today without explanation is speaking with a forked tongue.
一口両舌(いっこうりょうぜつ)の解説
「一口両舌」は、同じ事柄について前と後で矛盾することを言ったり、相手によって反対のことを言ったりすることだよ。「二枚舌」ともいうんだ。たとえば、ある人には賛成だと言い、別の人には反対だと言って、自分の立場をごまかすような場面に使えるよ。
「一口」は一人の口、「両舌」は食い違う二つの言葉をいうこと。二つを組み合わせ、一人の人が矛盾することを述べる様子を表しているんだ。単に新しい情報を知って考え直し、その理由を説明することとは区別されるよ。
「両舌」は仏教にも見られる言葉で、人と人との仲を裂くような話し方を指すよ。ただ、「一口両舌」は、人を仲違いさせる意図がなくても、前後の発言が食い違うことや二枚舌の態度を表すんだ。
一口両舌(いっこうりょうぜつ)の使い方




一口両舌(いっこうりょうぜつ)の例文
- 彼は昨日は賛成、今日は反対と説明もなく意見を変え、一口両舌だと批判された。
- 取引相手によって正反対の説明をしていたことがわかり、担当者の一口両舌が問題になった。
- 周囲に気に入られようと相手ごとに話を変える彼の一口両舌な態度は、信頼を損ねてしまった。


















