【四字熟語】
薬石無効
「薬石、効無し」とも読む。
【読み方】
やくせきむこう
【意味】
薬や医者の治療もききめがないこと。
【語源・由来】
「薬石」は病気を治す薬と石で作った漢方の針のこと。
【典拠・出典】
宣宗
薬石無効(やくせきむこう)の使い方
健太くんのおじいちゃんはずっと入院していたのよね。
そうなんだ。だけど薬石無効で、いろんな治療法を試したんだけど、先日亡くなったんだよ。
おじいちゃん、大変だったわね。
そうだね。でも、お医者さんも看護師さんもとてもいい人たちで、入院生活を楽しんでいたことだけが幸いだよ。
薬石無効(やくせきむこう)の例文
- 健太はかねてより病気療養中の処、薬石無効、15歳で逝去しました。
- ご報告が遅れましたが、本人の健闘むなしく、薬石無効、先週亡くなったんです。
- 自分の体のことは自分が一番よくわかる、薬石無効だから、最後は自分の家で死にたいんだ。
- 私の病は、今のところ薬石無効で、病の進行速度を遅くすることしかできないそうです。
- 薬石無効だから、この痛みとは、私が死ぬまでの長い付き合いになるでしょう。