著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

雷轟電転【らいごうでんてん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
雷轟電転

【読み方】
らいごうでんてん

【意味】
町中の喧騒の激しいことのたとえ。雷がとどろき稲妻がはしるように、人馬の叫びが激しいこと。

【語源・由来】
「雷轟」は雷がとどろきわたること。「電転」は稲光があちらできらめきこちらできらめくさま。

【典拠・出典】
長生殿』「合囲」

雷轟電転(らいごうでんてん)の使い方

ともこ
なんだか外が雷轟電転だけどなにかあったのかしら?
健太
火災があったらしいよ。
ともこ
大丈夫なのかしら?
健太
まだ消火できていなくて、しかも中に人が取り残されているんだって。全員が無事だといいよね。

雷轟電転(らいごうでんてん)の例文

  1. ハロウィンの日は、渋谷駅前は雷轟電転の騒ぎで警察が出動します。
  2. アイドルが駅前にいるという情報が流れ、駅前は雷轟電転、パニックになっていました。
  3. 都会は一年中雷轟電転としているので、静かな土地に引っ越しをしたいと考えています。
  4. 選挙期間中は雷轟電転、うるさくておちおち昼寝もできやしない。
  5. 普段は大勢の人が行きかい、雷轟電転としている街も、元旦だけはとても静かで厳かな雰囲気が漂っています。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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