【四字熟語】
蘭亭殉葬
【読み方】
らんていじゅんそう
【意味】
書画や骨董、器物などを非常に愛好するたとえ。
【語源・由来】
「蘭亭」は王義之の「蘭亭帖」、「殉葬」は死んだ人といっしょに葬ること。
唐の太宗は書を好み、書聖といわれた東晋の王義之の名筆「蘭亭帖」を酷愛し、その原本を遺命で棺中に入れさせたという故事から。
【典拠・出典】
何延之「蘭亭記」
蘭亭殉葬(らんていじゅんそう)の使い方
健太くんのお兄さんはなんで離婚をすることになったの?
兄さんは蘭亭殉葬が趣味なんだけど、その集めているのが戦隊ヒーローのフィギュアだったんだ。
それが何がいけないの?
あまりに大量だったから、奥さんが勝手に捨ててしまったんだ。それで大喧嘩になって離婚したんだよ。結婚って大変だよね。
蘭亭殉葬(らんていじゅんそう)の例文
- 着物を蘭亭殉葬していたあの人のために、最後は着物といっしょに葬ってあげたい。
- あの人は、絵画を蘭亭殉葬しているので収入はほとんど購入費に充てられ、貯金がないそうです。
- ミニカーを蘭亭殉葬している彼の部屋は、四方の棚がすべてミニカーで埋め尽くされていました。
- お店の包装紙を蘭亭殉葬しているともこちゃんの部屋は、ごみ屋敷のようになっています。
- 夫婦で同じものを蘭亭殉葬することができたら幸せだろうね。