【四字熟語】
驪竜之珠
【読み方】
りりょうのたま
「りりゅうのたま」とも読む。
【意味】
命懸けで求めなければ得られない貴重な物のたとえ。また、危険を冒して大きな利益を得ることのたとえ。黒い竜のあごの下にあるという宝玉の意。また、要領を得たすばらしい詩文にもたとえる。
【語源・由来】
「驪竜」は黒い竜。
【典拠・出典】
『荘子』「列禦寇」
【類義語】
・虎穴虎子(こけつこし)
・頷下之珠(がんかのたま)
頷下之珠(がんかのしゅ)の使い方
ともこちゃん。仮想通貨って儲かるらしいよ。
経営のプロですら何百億の損失を出したっていうのよ。そんなもの怖くて手が出せないわ。
頷下之珠というじゃないか。大きな利益を得るためには大きな危険が必要なんだよ。
私は、遠慮しておくわ。
頷下之珠(がんかのしゅ)の例文
- かぐや姫が求婚者に求めた物は、頷下之珠ばかりでした。
- ともこちゃんの読書感想文は頷下之珠でした。
- 危険を怖がって頷下之珠に手を出せずにいたら、いつまでたってもこの会社は大きくなれない。
- 大金持ちになるには頷下之珠というように、危険が伴った取引をするしかない。
- 伸るか反るか、健太くんの人生は頷下之珠というような、危ない人生です。